IMCJ新体制の第一弾として、10月19日(火)、20日(水)にアジアパシフィックミュージックサミットを開催決定

一般社団法人Independent Music Coalition Japan(IMCJ)は、代表理事 上出 卓(現創設者名誉顧問)の任期満了に伴い、山下 雄史(株式会社 KSR 代表取締役社長)、 大石征裕(有限会社デンジャー・クルー・エンタテインメント 取締役)の両名を新理事長 として選任致しました。

IMCJは、インディペンデントレコード事業者の国際機関WIN(Worldwide Independent Network)の日本における会員団体であり、そのネットワークを活用した他国団体との連携、知見の共有、公平な競争環境の整備を通して、会員者の音楽ビジネスのグローバル化を支援、促進する業界団体。今期で第5期を迎えるにあたり、目的のさらなる推進のため体制を一新し、各種委員会を設立。他団体との連携強化や、グローバルネットワーキング、情報発信、セミナーの開講等を拡充致します。

新体制の第一弾として、10月19日(火)、20日(水)にアジアパシフィックミュージックサミットを開催。東アジア、東南アジア、オセアニアの各地域TA/レーベルと連携し、各国市場のトレンドをレポート。アジアパシフィック地域をEU、南米に次ぐインディアライアンスとするための展望をまとめます。

今後もWINとのさらなる連携強化や、パフォーマンスライツ、グローバル市場におけるコピーライトマネジメントの普及啓蒙、Music Ally Japanと連携したデジタルマーケティングの支援など、日本の音楽コンテンツのグローバル化を促進していきます。

IMCJアジアパシフィックミュージックサミット
〜Powered by Music Ally Japan〜

◆自分を知る、アジアを知る、世界を知る。

ストリーミング・サービスが音楽市場をグローバルなものにした今、アジア・パシフィック地域の音楽産業が、どのように世界と繋がり、存在感を発揮していくべきかが問われています。

韓国のK-POPのように、世界規模のビッグ・アーティストを生み出した事例だけでなく、チャートやメジャー・ブランドに頼らずともグローバルなファンベースを獲得している事例が、アジア・パシフィック地域でも増えつつある中、私たちが知るべきことは、欧米中心のアプローチとは異なる、新しい潮流の可能性ではないでしょうか。

世界経済の中心となりつつあるアジア・パシフィック地域が、どのようなポテンシャルを持ち、世界を驚かせることができるのか、今、私たち自身が、自らの可能性を知り、行動に結びつけるタイミングなのかもしれません。

本イベントでは、IMCJ(Independent Music Coalition Japan)も会員となっている、インディペンデント音楽事業者の国際団体であるWIN(Worldwide Independent Network)のアジア・パシフィック地域のメンバーが中心となり、2日間のプログラムを通じて、これから、この地域が、お互いを知り、協力し合うことによって、どのような未来を築き上げていくことができるか、その無限の可能性について、皆さまと共に、考えてまいります。

◆イベント概要

【日程】
2021年10月19日(火)、20日(水)の2日間
いずれも17:00~19:00(予定)

【会場】
オンライン

【参加費用および参加方法】
Peatixより、参加券(2日間通し、無料)をお申込みください。

▷お申し込みURL:https://asia-pacific-music-summit.peatix.com

<注意事項>
・Zoomウェビナー形式を予定しております。Zoom URLは、参加申込者専用画面に記載いたします。
・事前にお申込いただいた方のみ視聴が可能です。配信URLの拡散等はご遠慮ください。
・画面の録画/録音はご遠慮ください。
※アーカイブ視聴については、現在検討中です。チケットをお申込いただいた皆さまには、確定次第、ご連絡させていただきます。

【主催】
IMCJ(Independent Music Coalition Japan)

【共催】
Music Ally Japan

 

◆アジェンダ

【DAY 1】2021年10月19日(火)
テーマ:「東アジア各国のマーケットを知る。」

1. 17:00〜 オープニング:Introduction and Overview*
山下 雄史(IMCJ 理事長/株式会社KSR 代表取締役社長)
ジェイ・コウガミ(Music Ally Japan)

2. 17:10〜 <マーケットレポート1>韓国
Jeffrey Chiang(LIAK – Record Label Industry Association of Korea)

3. 17:30〜 <マーケットレポート2>中国
Alessandro Pavanello(Kanjian Music インターナショナル・ビジネス・ディレクター)

4. 17:50〜 <マーケットレポート3>台湾
Zoe Wang(TAICCA/Taiwan Creative Content Agency)

5. 18:10〜 <マーケットレポート4>日本
山口 泉(IMCJ 理事)

6. 18:30〜 <パネルディスカッション>アジアの音楽業界の未来と、日本が果たすべき役割*
山下 雄史(IMCJ 理事長/株式会社KSR 代表取締役社長)
中川 悠介(IMCJ 理事/アソビミュージック株式会社 代表取締役)
ジェイ・コウガミ(Music Ally Japan)

【DAY 2】2021年10月20日(水)
テーマ:「東南アジア・オセアニアを知る。そして世界を知る。」

1. 17:00〜 <マーケットレポート5>東南アジア諸国
Ayano Komatsubara(M.A.U Collective Co – founder)

2. 17:30〜 <マーケットレポート6>オーストラリア
Dom Alessio(Digital Export Producer at Sounds Australia)

3. 17:50〜 <マーケットレポート7>ニュージーランド
Dylan Pellett(IMNZ – Independent Music NZ ゼネラルマネージャー)

4. 18:10〜 地域単位で考える業界の未来:アジア以外の団体・アライアンスのケーススタディ
・ヨーロッパの事例

Helen Smith(IMPALA – Independent Music Companies Association 事務局長)

・南米の事例
Noemi Planas(WIN – Worldwide Independent Network ゼネラルマネージャー)

5. 18:30〜 <パネルディスカッション>アジアパシフィック地域のアライアンスで作る音楽業界の未来
Dylan Pellett(IMNZ – Independent Music NZ ゼネラルマネージャー)
Jeffrey Chiang(LIAK – Record Label Industry Association of Korea)
Maria Amato(AIR – Australian Independent Records Labels Association 会長)
Noemi Planas(WIN – Worldwide Independent Network ゼネラルマネージャー)
ファシリテーター:山崎 卓也(IMCJ 顧問/WIN 理事)

6. 18:55 クロージング*
山下 雄史(IMCJ 理事長/株式会社KSR 代表取締役社長)
ジェイ・コウガミ(Music Ally Japan)

*:日本語のみのプログラムになります。他プログラムは英語/日本語字幕付き。

※セッション内容および登壇者は、予告なく変更となる場合がございます。

【IMCJについて】
IMCJは、独立系の音楽事業者及びアーティストの海外展開を支援する非営利組織です。独立系音楽事業者の国際団体であるWIN(Worldwide Independent Network) の会員として、日本を代表して各国の独立系音楽関連団体との連携や情報交換を図るとともに、ストリーミングによる音楽消費が主流となった世界市場における日本の音源展開をビジネスメン、技術面、そして法規面など多角的な観点から支援を行っています。
入会・その他お問い合わせは、info@imcj.or.jp まで。