一般社団法人コンサートプロモーターズ協会(ACPC)、一般社団法人日本音楽事業者協会(JAME)、一般社団法人日本音楽制作者連盟(FMPJ)のエンターテインメント関連3団体および主要コンサート制作会社らは3月4日、新型コロナウイルス感染拡大の防止を呼びかけるため、「エンターテインメントを愛する皆さんへ」と題する声明文を発表しました。

また3月17日には、新型コロナウィルス感染拡大の防止を目的に、イベントの中止・延期を続けている現状に対し、ライブ・エンタテインメントに関する超党派議員連盟は「新型コロナウィルスからライブ・エンタテインメントを守る超党派議員の会」を開催。同会に出席したエンタテインメント業界からは自粛からおよそ3週間が経過するなかでの推計損害額等の現状が報告されました。これによると、2月26日の安倍首相の「自粛要請」以後、自主的に中止や延期を決めたおbn額イベントは1550公演にのぼり、その損害額は推計450億に及びとの試算が、FMPJ野村理事長より報告され「現在のライブ・エンタテインメント全体の売上はおよそ5862億円。つまり、ほぼ1ヶ月分の売上を失っている」と、その規模の大きさが浮き彫りになりました。

WINにても、インディペンデント音楽業界への影響や対応などを収集し、逐次発表しています(こちらを参照)。